
飲み歩きの定番といえば「鶏」料理は鉄板中の鉄板と言えるのではないでしょうか。近年では唐揚げや焼き鳥といった料理の専門店のほか、地鶏にこだわった専門店も多くみられるようになってきたような気がしています。八丁堀にある「比内地鶏 酒処ほたる」では、東京にいながら比内地鶏が堪能できるお店として人気を博しているようです。名物メニューは「親子丼」で、蓋をあけた瞬間漂うのは、皮面が香ばしく焼かれた比内地鶏とダシと秘伝のタレの芳しい香り。比内地鶏の特徴であるほどよい弾力の肉を噛みしめるほどに溢れてくる旨みをまとめるとろとろの玉子も相まって、思わず笑顔になってしまう一杯でしょう。仕上げには鶏ガラスープでお茶漬けという魅力もあり、2度おいしい親子丼としても人気のようです。他のメニューも、大自然で育った比内地鶏をふんだんに使用し、旬の野菜や魚、塩と言った食材までにこだわった品々が味わえるでしょう。お昼から飲んで〆に親子丼というのも最高かもしれませんね。また、定食でがっつり鶏を味わいたい時には、祖師ヶ谷大蔵にある「鶏千」の定食がうってつけと言えるでしょう。一晩特製ダレに漬け込まれた鶏肉に衣を纏わせ、カリっとした食感に揚げた唐揚げを味わえる定食は、大人から子供まで大満足の味と言えるでしょう。肉汁たっぷりでジューシーな鶏肉の旨みをそのまま味わうのも良いですが、定食に付いてくる胡麻ダレが新たな味わいを広げてくれるのもポイント。ニンニクの風味を感じる胡麻ダレは甘辛感も楽しめ、カラッと揚がった衣とジューシーでしっかりと味のしみた鶏肉のコントラストに新鮮な美味しさを加えてくれるアクセントになっていると言えるでしょう。プチ旅気分で各地の鶏料理を堪能するのもおすすめです。お仕事が忙しい方は仕事帰りにがっつり飲んで食べたい時にいかがでしょうか。
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