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多くの塾では、褒めることを重要視していますが、成績に対する特典、プレゼント等は用意していません。また、宿題の出来を見て、特別な指導をすることもありません。それは、予習を課したりすることからも分かるように、最低限の責任を子どもたちに求めているからなのです。少々突き放しているように思われるかもしれませんが。こうした塾の生徒は自習室を利用する割合が高く、成果はきちんと表れています。 大手の某塾では1学期に1度、保護者面談が実施されています。そこでは、保護者が忌憚なく不満、不安をぶつけています。ここでも丁寧に対応しますが、模試等で子どもが試験を受けている最中にも、その時間を活かして相談会が開かれています。相談会では授業内容が説明されるので、子どもたちの勉学の現状を知ることが出来ます。 塾によっては、単元の理解が追い付いていない子どもたちを見捨てず、何度も復習して定着させます。この復習には保護者の協力を仰いでいます。何度も同じ単元を勉強するには、相当の意欲が必要になるからです。家庭でサポートする保護者の存在が欠かせません。保護者が定期的にチェックすることで、ルーティン化が実現するのです。
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