占い師になる方法は？必要な資格や鑑定師に向いている人の特徴を紹介

近年、占い師として副業をしたり趣味として始めたりする人が増えています。しかし、どのように占い師になればいいか悩む人もいるはずです。

今回は、占い師になる方法や必要な資格、働き方について紹介します。鑑定師に向いている人の特徴も紹介するので、自分に合う仕事かどうか確認しましょう。

占い師に必要な資格は？

占い師になるのに、特別な資格は必要ありません。スキルや経験があれば、無資格でも占い師として働くことができます。しかし、占い師に役立つ資格には、心理カウンセラーやセラピスト、ファイナンシャルプランナーなどが挙げられます。

一見関係ないように思えるファイナンシャルプランナーですが、実は占いの相談ではお金に関する内容が多いです。生活設計や資金計画などのプロであるファイナンシャルプランナーは、問題解決に導くためにもおすすめの資格になります。

占いの種類

占いには、さまざまな種類があります。主な占いには、次のようなものが挙げられます。

• 手相
• 風水
• タロット
• ホロスコープ
• 姓名判断
• 数理占術

それぞれの特徴をしっかり理解して、自分に適した占いを選ぶことが大切です。

占い師に向いている人の特徴

占い師になるために資格は必要ありませんが、向き不向きがあります。基本的なこととして、「悩みを抱える人を助けたい」「誰かの役に立ちたい」といった想いが必要です。それ以外で占いに向いている人には、次のような特徴があります。

• コミュニケーション力が高い
• 第六感に優れて霊感がある
• 人生経験が豊富である
• 分析能力や考える力がある
• スピリチュアルに興味がある

コミュニケーション力が高い

占い師は鑑定を受ける人の話を聞いて、相談に乗ることが主な仕事です。悩みによっては繊細な内容も含まれるので、情報の共有や意思疎通ができる人でないと占い師として行きません。

ただし、「会話が得意ではない」「内向的な性格」だからといって必ずしも占い師が向いていないとは限りません。相談者の気持ちを察して解決に導いてあげれば、問題なく占い師として働くことが可能です。

第六感に優れて霊感がある

直感やインスピレーションなど、第六感に優れている人も占い師に向いています。残念ながら、第六感は鍛えることはできません。とくに霊感は生まれ持った感性であり、占い師として成功するには欠かせないスキルです。

ただし、実際に有名な占い師の中には霊感のない人も多くいます。霊感がなくても占いはできますが、霊感の能力があればスピリチュアル占術の鑑定をおこなうことが可能です。

人生経験が豊富である

占いで鑑定を受けたいと考える人は、恋愛やお金などさまざまな悩みを抱えています。占い師が人生経験がないとお客様の悩みに共感し、的確なアドバイスを送ることはできません。

人生経験が豊富である人は、占い師に向いているといえます。人生経験を積むには、興味があることに積極的に挑戦したり尊敬できる人に話を聞いたりする方法があります。

分析能力や考える力がある

占い師に向いている人は、分析能力や考える力を備えている特徴があります。分析能力とは、相談者がどのような言葉を望んでいるのかを的確に分析できる能力のことです。

鑑定結果を素直に伝えても相談者が納得しなければ、継続利用してもらえません。相談者に抵抗感なく受け入れてもらうには、相談者が納得しやすい言葉で伝えることが大切です。

スピリチュアルに興味がある

占い師に向いているのは、スピリチュアルに興味がある人です。占い師になるために特別な資格は必要ありませんが、スピリチュアルに興味がないと占い師の仕事自体受け入れるのが難しくなります。

また相談者もスピリチュアルに興味がある人が多いので、話が噛み合わなくなることもあるはずです。スピリチュアルに興味があるなら、占い師として活躍できる可能性が高いです。

占い師になる方法

占い師になるために資格は必要ありませんが、どのようになればいいか悩む人もいるはずです。占い師になる方法には、次のようなものが挙げられます。

• 弟子入りする
• 占い学校に通う
• 独学で勉強する

弟子入りする

占い師になる方法として、弟子入りがあります。弟子入りで占い師になるには、尊敬する占い師が開催する講座や講義に参加してスキルを学ぶのがおすすめです。尊敬する占い師から直接話を聞けるので、多くのことを学べます。

また、実地に基づく実践的なスキルを習得できるのもメリットでしょう。しかし、受講料が高額なうえに適切な受講先を見つけるのが難しいといったデメリットがあります。

占い学校に通う

占いを本格的に学びたいなら、占い学校に通うのもひとつの方法です。的中率が高い反面、習得が難しい四柱推命や西洋占星術などさまざまな占術を習得できます。

占い学校は座学スタイルで学びやすく、占い師を目指す仲間を見つけやすいのも魅力です。ただし、占い学校の数はそう多くありません。また、授業料は比較的高額になりやすいです。

独学で勉強する

占いは、独学でも習得可能です。独学するメリットは、コストや時間を調整しやすいことが挙げられます。近年は誰でも無料で視聴できるYouTubeもあるので、費用を抑えながら占いの勉強ができます。

ただし、独学のみでは実践的なスキルを身につけるのは難しいです。プロとして活躍したい場合は、弟子入りや学校への入学も検討しましょう。

占い師の働き方

従来は対面や電話での占いは一般的でしたが、近年はITを活用した鑑定方法が増えています。主な働き方には、次のようなものが挙げられます。

• 対面占い
• 電話占い
• メール・チャット占い

対面占い

対面占いは、相談者と直接向き合いながら鑑定する方法です。占い師は特定の場所に常駐しており、その場所に相談者が訪れます。主な働き場所としては、占いの館や店舗、セミナー会場などです。

なかには、会社と業務委託契約を結んだり、雇用契約を結んで社員として働いたりするケースもあります。対面占いのメリットは、相談者の雰囲気や態度を確認しながら鑑定を進められることです。

電話占い

電話占いは、その名の通り電話を利用して鑑定する方法です。顔を合わせない電話占いは、匿名性が高く繊細な悩みでも相談しやすいメリットがあります。

主な働き場所としては、電話占いサービスを運用する会社やサイトです。ただし、審査方法は異なるので応募時にしっかり確認しておきましょう。24時間体制で運営する場合もあるため、隙間時間を利用して働くことも可能です。

メール・チャット占い

近年は、メールやチャットを使用した占いが増えています。メール占いは、相手からの相談にメールで返信して鑑定するのが特徴です。チャット占いもメッセージでやり取りするのが基本ですが、メールよりリアルタイム性が高いメリットがあります。

主な働き場所としては、メール・チャット占いサービスを運営する会社に在籍する方法があります。個人でメール・チャット占いをする場合は、SNSアカウントを作成して鑑定をする占い師も多いです。

まとめ

占い師になるために、特別な資格が必要なわけではありません。尊敬する鑑定師が開催する講座や講義に参加したり、占い学校に通ったりすることで、占い師として働くことが可能です。また、実際に自分が占いを利用してみて、受ける側の感覚を掴むのもよいでしょう。