ファッションの変遷

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経済が上向いている時ってPR誌なども企画がバンバン通るんです。提案がすべて実現して予算が付いて回る。そんな中で下積みを経験できた私は幸せでした。そしてそういうところで出会った仲間や受け持つ仕事などはすごかったですね。しかしながら60年代はファッションの社会的認知度が低い時代です。その頃出会った多くのアートディレクターたちはファッション認知度に不平を持っていたに違いありません。1960年に開かれたデザインの世界的会議の中でもファッションについてテーマに上がることはなかったのですから。建築やクラフィックデザイン・プロダクトデザインはテーマに上がると言うのにです。その事に異を唱える者たちが隆起しその後のファッションの社会的向上に繋がっていくわけですね。つまり当時のファッションの社会的役割は「世の中を探って価値観を作り上げていく」ことでした。ですから現在のファッション自体が浸透してしまった社会では受け持つ役割がは少し違うのかもしれません。例えばこの20年くらいの変化でいえば、周りにある樫の大木や鳥居と同じく極普通のものにファッションはなっていると思いませんか?つまり全てのデザインにファッションの因子が組み込まれているということなのです。人々が快適に生活を楽しみエンジョイするためにファッションは必要不可欠なものとなり、ものづくり自体の概念全体に存在するようになってきています。悪い言葉でいえば、ファッション自体がもう消えているのかも。または全てに染み込んでいてそれが当たり前となっている。と言えるのかもしれません。ファッション感覚では整理がつかず時代感覚そのものがファッションなのですね。だからこれからはプロダクト自体に注力し、インダストリアルデザインをどこまで整理することはさらに大切になってきますね。
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