出っ歯・開咬の矯正最適年齢

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歯だけが前方に傾斜しているという場合、治療年齢の幅は広くなります。上あごが前に出過ぎている症例なら、小学生の高学年までが治療には最良だと言えるでしょう。上あご全体の成長を抑制するのが治療法だから、骨格に柔軟性のある年齢の方がよいというわけです。中学生以降は、治療法を変えていきます。あごの骨全体を抑えるのはやめて、歯を移動させるのです。普通上下左右4本の第一小臼歯を抜歯する事で歯列を整えていく事となります。開咬に関しては、下あごが下方へ向かって成長するタイプならば、下あごが出た受け口と全く同じになります。というのも、遺伝的なものが少なくなるからです。早期に治療して経過をみます。成功しないようならば、あごの成長が止まる20歳前後まで待つこととなるでしょう。矯正歯科の新患というのは、実は集中する時期が2回あるとされます。年間を通じて最も多いのは夏休み。それも秋の新学期が始まるかというギリギリのタイミングで駆け込むように来院されるのです。そしてもう1つが春休み。夏休みの半分ぐらいがこのタイミングで受診されます。しかし、夏休みを利用して来院してきたものの、学校が始まると忙しくて通院が難しいという方は少なくないでしょう。長続きしなければ、患者さんも歯科医側も損をしてしまいます。夏休みに新しい患者さんがどっと押し寄せ、占領された結果予約で通院されていた患者さんの治療に影響が出てしまうというのは避けたい所です。受診されるタイミングというのも考えものですね。

                    

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