多面体ファッション

ファッション
暮らし
ファッションデザインコースが現存する某美術大学の場合、多くの生徒たちに対し、時代と生活の徹底した観察により造形物を作り出すというデザイン力を身につける事に注力しています。つまりその美術大学がファッションについて何を一番に教えたいかというと、その生徒たちが現代の生きている感覚を瞬時にあらゆるメディアに落とし込む手法をつかんでほしいという事です。そのためには自分の個性を大切にしつつ、あらゆる組み合わせの中で自分の中で思いつく新しい提案ができるかどうか。これが重要だというのです。やはり発想として力強くバネのあるものを生み出すことが大切です。つまりアメリカで言われているヒューマンスタディーやカルチャースタディーですね。しかし、専門学校などの先生らは実務主義ですからそれだけではダメですよと。それだけではデザインはできませんよと。言いますよね、、、。それだけで服が作れたら楽な話だと、こうなるわけです。ですから私は両方が大事であると考えています。縫製技術や裁断技術の修得はもちろん大事だけどもそれを主たる目的とはしない事。あくまでそれは手段手法ですから。私は生徒さんらに、皆さんが服を作るのにこの先ミシンの技術は不要になるかも。全て接着剤で作れる時代が来るかもしれないなんて話したりします。ですから何が大切かといえば今習っている技術のその向こうにある世界をいかに予想できるかですよね。やはりファッションは多面体です。一番広いところがアート面、ついでテクノロジー面でしょうか。そのほかビジュアル的表現としてアーキテクトな面も必要だと私は思っています。学生の皆さんにはその多面体を考えて勉強に励んで欲しいです。生徒さんたちに向け、私自身そのような隣接する面へのガイドに努めています。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

車止めの選び方
記事
車止めの選び方

家を建てたときや一軒家に引っ越した方は、あると便利な車止めの設置をすることをおすすめします。おしゃれ …

アプリ開発に必要なプログラミング言語スキルを取得するために
記事
アプリ開発に必要なプログラミング言語スキルを取得するために

アプリを開発するためにはプログラミングスキルを身につける必要があります。習得方法としては独学やスクー …

介護タクシーとは
記事
介護タクシーとは

介護タクシーというサービスがあります。介護タクシーは、障害者や高齢者など、自分で歩くことがままならな …