食品製造において、分散剤、安定剤、酸化防止剤などの食品添加物を入れることを直接添加物というそうです。
包装材料製造時に使用する添加物が食品に移行するものを間接添加物というそうです。
安全性度合いについては、急性毒性試験では２４時間以内、亜急性毒性試験では３ヶ月から１２ヶ月、慢性毒性試験は一生涯、三世代先の遺伝子への影響を調べる繁殖試験までの検証システムが構築され、安全性が深化しているとのことです。
その他、発がん性試験、胎児への異常影響を調べる催奇形性試験、簡易な突然変異を調べる変異原性試験などがあり、安全性を評価するシステムが確立しているそうです。
一方、無菌包装、クリーン包装、冷凍包装などのニーズが高まっているそうです。
バイオクリーンルーム（細菌対応）の設置が多くなっているということで、包装材料を含めた微生物衛生管理やますます必要とされているそうです。
包装は、食品と直接接するので、洗浄した包装材料の使用が法規制されているそうです。衛生性能がとくに要求されているといえるようです。
包装材料の内面のプラスチックについては、熱成形をするものが多く、必然的に殺菌されてるので、殺菌されたものと同じと認められているそうです。
食品の水分や酸素の移行を防いで細菌の侵入を防ぐということや毒物が恣意的に挿入されることを防ぐためにも未使用性を確保するニーズに対し、食品を衛生的で安全に長期保存する「密封」が必要不可欠となるそうです。
密封にするためには、容器包装の内部を密閉系にして、外気の影響を完全に遮断して、密閉状態を保つことが求められるそうです。
封緘（seal）というのは、食品を容器に入れ、または包んだ状態の開口部分を封じることだそうです。こうして内容物品を保護するそうです。